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名著『すべてはモテるためである』をアイドルヲタクが読んだ感想

この本は一般的な”モテ本”とは違い、「〇〇をすればモテる!」などといったモテるためのテクニックは紹介されません。

 

この本が主張しているのは、「あなたがモテないのは、あなたがキモチワルイから」という核心的な部分です。

 

ここでいう「キモチワルイ」は「外見的な気持ち悪さ」と「内面的な気持ち悪さ」のどちらも含みますが、内面的な部分がメインです。

 

 

 

アイドルヲタクは必読!

 

ぼくはこの本をアイドルヲタクこそ読むべきだと思ったんですね。

 

なぜなら、ヲタクはアイドルにとってお客さんだから、少々キモチワルくても優しくしてもらえちゃうんです。

 

優しくしてもらえるのが当たり前だと思ってしまうと、自分のキモチワルさに気づくことができず、現実世界の女性から全く相手にされなくなってしまうでしょう。

 

 

まあ、「一生ドルヲタで自分は幸せだ!」ってところまで振り切っているのであれば、キモチワルイままでもいいのかもしれません。

 

ですが自分が応援しているアイドルにとって、少しでも自分の印象が良くなってくれたら嬉しいですよね。

アイドルも自分のファンがキモチワルくないほうが嬉しいでしょう。

 

なので、ぼくはすべてのアイドルヲタクにこの本を読むことをオススメします!

 

 

なぜあなたはモテないのか

 

ところで「俺はモテていないけどキモチワルはくないぞ!」なんて思いませんでしたか?

 

著者の「二村ヒトシ」さんは、あなたがモテていないのであれば、あなたはキモチワルイと断言しています。

 

あなたは(もちろんぼくもですが)どこかしらキモチワウイのでしょう。

 

 

 

この本では、モテる人とモテない人を内面的に細かく分類しています。

 

かなり大雑把にいうと、モテない人は「バカ」か「臆病」な人です。

 

けっこう過激ですよね(汗)

 

あなたがモテていないのであれば、この分類によってあなたがモテない原因がわかるはずです。

 

 

著者は読者に対して結構キビシイことを言っていますが、それでも最終的に読者がモテるように愛をもって寄り添ってくれます。

 

 

 

オタクはやめなくて良い!

 

また、著者は嬉しいことに(ドルヲタに限らず)「オタク」であることを推奨しています。

 

しかしそれは「ちゃんとしたオタク」であればの話です。

 

「ちゃんとしたオタク」には自分の居場所があるからです。

 

本文から引用します。

【あなたの居場所】というのは、チンケな同類がうじゃうじゃ群れてるところじゃなくて【あなたが、一人っきりでいても淋しくない場所】っていうことです。(p.94)

 

どうでしょうか。

 

ぼくはこの一文がとても胸に響きました。

 

 

何か思うところがあれば読んでみることをオススメします。

 

 

 

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)