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【書評・感想】しょぼい起業で生きていく えらいてんちょう

『しょぼい起業で生きていく』を読みましたので感想を。

ちなみにTwitterで有名なプロ奢ラレヤーさんが紹介していたので購入しました。

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく

 

 

著者のえらいてんちょうさんはTwitter界隈で有名な方で、慶応大学を卒業したにも関わらず就職せずに起業して生計を立てているそうです。

 

起業というと壮大な夢を持ったエネルギッシュな若者が多額の資金を集めてするようなイメージがありますが、この本で紹介されている”しょぼい起業”は全然違います。

リサイクルショップとかカフェやバーとか、小規模でお金がかからない起業を紹介しています。

 

そもそもえらいてんちょうさんが就職しなかったのは朝起きるのが極端に苦手だったからだそうで、仕方なく起業したみたいです。

 

第1章 もう、嫌な仕事をするのはやめよう

いろんな本でも言われていることですが、サラリーマンはオワコンだよと。

終身雇用なんて保証されていませんし、サラリーマンになれなくても日本だったら楽しく生きていけるよって伝えています。

最悪、生活保護だってあるわけですしサラリーマンが辛くて病んでしまうぐらいなら辞めちゃいましょうよと。

 

第2章 「しょぼい起業」をはじめてみよう

じゃあサラリーマンをやらずに何するか?

この本の本題であるしょぼい起業をはじめましょうと提案しています。

 

ここから先は具体的にどのように起業していくかについて、著者がいくつかの店舗を立ち上げて軌道に乗せてきた経験からノウハウが語られていきます。

 

例えば、日常生活で必要なものを多めに作り余ったものを売るとか。

ご飯って生きていく上に必要ですよね。それならちょっと多めにご飯作って余った分を売るとか。

 

あとは、安い店舗を借りたらそこに住んじゃいましょうとか。

自分の店舗に住んでしまえばそこの賃料は家賃払っているのと同じことになりますから、実質無料でお店もてるみたいな。

 

あと、お金がないから従業員は雇えません。

ですが、毎日お店を開いていれば自然と協力者が集まってくるよとか。

 

そんな感じでお金を極力かけずにしょぼい起業で生きていく方法がいろいろと紹介されています。

 

正直言ってぼくは学生ですが普通に就職するつもりです。ですがこの本を読んで、こんな生き方もあるんだなあと知れたことは良かったと思います。

ぼくも割と会社に雇われて働くのは苦手な人間だと思うので、サラリーマンだけじゃないよってことを頭に入れておくのは大事だと思います。

 

あとこの本、最後の三分の一ぐらいが著者と「pha」さん「借金王」さんという方の対談になっています。

なのでそんなに内容は多くないですね。逆に言えば読みやすい本ではあります。

 

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく