東京医科大の女子一律減点のニュースを見て思ったこと
衝撃的なニュースが飛び込んできました。
東京医科大の入学試験で、女子学生の割合を減らすために一律減点をしていたそうです。
いやーびっくりしました。
ぼくは男ですが、かなりショックを受けました。
普段ニュースを話題にすることなんてないのに、友達に話すくらい動揺しました。
これ、受験期前後の女子は相当ショック受けるんじゃないの。
大学入試は公平な試験ではなかった
ぼくは「大学入試は人生で最後の公平な試験だ」って、高校の先生に言われたことを覚えています。
社会に出てからの出世争いなどとは違い、見た目も育ちもコミュ力もコネも関係ない。
見られるのはテストの点数だけって。
でもまさか性別で差別されるとは。
大学入試で男女差別です。
これ、昔話じゃないですよ。現代、2018年の話です。
今、必死に医大を目指して受験勉強に励んでいた女子はどう思うの?
医大を目指していたが一歩届かず、夢諦めた女性はどう思うの?
本当に気の毒です。
日本の男女差別
でも、このニュースに限らず日本って男女差別が激しいですよね。
先進国では男女平等なんて当たり前になっているはずなのに、日本はこのザマです。
2018年いま現在、入試で女子を落とす国。
日本って先進国なのだろうかって、本気で考えてしまいます。
国会議員は男性ばっかりだし、企業でも出世するのは男性ばっかり。
最近では経団連の同質性が話題になりましたね。
男性を優遇する理由
企業などが男性を優遇するのには理由があります。
女性は結婚や出産を期に仕事をリタイアすることが多いからです。
男性に比べて、すぐに辞めてしまう可能性が高い女性社員に、多くのリソースをつぎ込むのを避けるのは合理的な判断かもしれません。
でも、例えば一生独身の女性にとっては、全くもって迷惑な話です。
生き方の選択肢が増えている現代、女性が職場復帰できる仕組みを作るなど、もっと工夫して男女平等を進めて欲しいです。
世の中の人間の半分は女性
当たり前ですが、世の中の人間の半分は女性です。
ぼくは男ばっかりの理系大学院に通っているので、このことを時々忘れてしまいます。
世の中の人間の半分は女性なのに、企業の正社員、政治家、医者などがほとんど男性なのは変です。
絶対におかしいし、もったいないことだと思います。
女性ならではの視点が無視されているわけですから。
身近な男女格差
ところで、ぼくも日常で男女格差を感じることがありました。
ぼくは映画館でバイトをしています。そこには社員さんとアルバイトさんがいます。
アルバイトさんの中には、ぼくみたいな学生以外にも結婚して子供もいる主婦が多くいます。
アルバイトの主婦の中には、賢くて愛想がよく、テキパキと仕事をこなす人もいます。
はっきり言って、社員の男性よりも仕事ができると思います。
ですが仕事がどんなにできても、主婦アルバイトなので時給は安いです。
反対に、男性社員はどんなに仕事ができなくても、年収数百万もらっているのでしょう。
そんなことを考えて、身近にも男女格差がたくさんあるんだなと感じました。