ポートレート用に買った「EF85mm F1.8 USM」をすぐに手放した理由
この記事ではポートレート用に購入したEF85mm F1.8 USMを数回使用しただけで手放した理由と、代わりに購入したレンズについてお話しします。
EF85mm F1.8 USMを買った理由
僕はもともとカメラが趣味で風景写真などを撮っていたのですが、半年くらい前からアイドルにハマったのをきっかけにポートレートも撮るようになりました。
それまでは暗いズームレンズしか持ってなかったので、ポートレート用に明るい単焦点を買おうと思い、いろいろ調べました。そこでわかったのはポートレートの定番レンズは85mmということでした。
85mmは中望遠なので50mmなどの標準レンズと比べて
- 背景がボケやすい
- モデルの顔が歪まない
というメリットがあります。
かといって135mmなどの望遠レンズになると、
- モデルとの距離が遠くて話しづらい
- レンズが大きくて威圧感を与える
なんてデメリットがあるので、85mmが最適というわけです。
なるほどと思い、キヤノンユーザーのぼくは「EF85mm F1.8 USM」を疑いもなく購入しました。
EF85mm F1.8 USMを使った感想
買ってから数回ほどアイドルの撮影に使ってみました。メジャーではないアイドルを応援しているので、ライブ終了後に1対1で撮影できる機会があるのです。
いいところ
- めっちゃボケる
- AFが早い
悪いところ
- 寄れない
- 構図がワンパターンになる
- ピンボケしやすい
AFはリングUSMなので文句なしに早いです。
それに解放F1.8で撮るとめっちゃボケます。でもその代わりめっちゃピントがシビアなのでピンボケを量産してしまいました。これはぼくの力不足でもありますが...
EF85mm F1.8 USMを手放した理由
このレンズ最短撮影距離が0.85mなので、全然寄れないです。ぼくは狭いライブハウスで撮影することが多いので、0.85m以上距離を取らなきゃいけないのが結構ストレスでした。
あと画角的に撮れる写真が限られます。例えばモデルにしゃがんでもらって上から撮るなんて構図は長すぎてできません。全身を写すのもかなり距離を取る必要があり、室内では難しいです。
結局撮れるのはバストアップぐらいで、表現の幅が広がりそうになかったので手放してしまいました。
代わりに買ったレンズ
代わりに標準のEF50mm F1.4 USMを購入しました。
このレンズいろいろと不満点はあるのですが、50mmという画角はまさにぼくが求めていたものでした。
最短撮影距離が0.45mでアップも撮れるし、ちょっと引き気味にも撮れます。それに85mmと同じようなバストアップももちろん撮れます。
狭いライブハウスで話しながらアイドルを撮影するにはちょうどいいレンズだと思います。