谷藤海咲さんが出演した舞台「新聞物語」の感想
アイドルグループ「Kiss Bee」メンバーの谷藤海咲さんが出演したリーディングライブ「新聞物語」の千秋楽を観てきました!
客席はほぼ満席でKissBeeファンの方もちらほらいらっしゃいました。
谷藤さんの演技の感想などをお話しします!
「リーディングライブ新聞物語」とは
新聞物語とはスマホなどでプレイできる恋愛シミュレーションゲームアプリです。
2018年4月にリリースされ、iTunes有料アプリゲーム部門第3位を獲得したヒット作です。
その新聞物語のストーリーを原作として、朗読劇のような演劇のような感じの舞台にしたのが、「リーディングライブ新聞物語」です。
脚本・演出は中尾陽太さんという方で、主人公役として出演もしていました。
「リーディングライブ新聞物語」の感想
リーディングライブを見るのは初めてで、舞台なのに台本を読み上げるだけってのは新鮮でした。
しかし始まるとすぐに違和感は消え、どんどん物語に引き込まれました。
舞台の後ろにはスクリーンがあり、プロジェクターでゲームさながらに背景が投影されていました。
リーディングライブという形が、動きの少ない恋愛ゲームの脚本に合っていたと思います。
ぼくはゲームの新聞物語の無料版を予習でプレイしたので、主要な登場人物のキャラクターは知っていました。
ストーリーは王道でしたが、ところどころにネタが仕込まれていて、面白かったです。
何回か役者さんがセリフを噛んだり、飛んだりしていたのですが、それを別の役者がアドリブでイジることで笑いに変えていて凄かったです(笑)
谷藤海咲さんの演技の感想
谷藤さんは4つあるストーリーのうちの一つ、「俺たちの寮母さん」に「花咲いのり」役として出演しました。
この役は最初、主人公の「太郎」が、太郎が住む寮の”寮母さん”である「近藤あかね」を追いかけているところを目撃し、太郎のことをストーカーだと勘違いするところから始まりました。
2回目の登場シーンでは勘違いしていたことに気づき、疑念の表情から笑顔に変わりました。
この時の笑顔はいつもライブで見せる満面の笑みでした!
3回目の登場シーンでは「太郎」と「近藤あかね」が一緒に歩いているところに、飼い猫と一緒に登場し言葉を交わします。
(猫役の浅倉歩さんのキャラがかなり濃くて…笑)
谷藤さんはセリフを噛むことなくスラスラと喋り、表情もKissBeeのライブと同じく、とっても豊かでした!
ただ、周りの役者の方たちが素晴らしすぎて、比べると谷藤さんは少し動きが少なめだったし、声も小さかったように感じました。
でも谷藤さんはアイドルの活動で忙しいなか必死に稽古してきたことは伝わったし、伸び代がたくさんあると思うので、これからもっともっと上手になってほしいです!
主人公の名前が谷藤さんが飼っているチワワと同じ「太郎」でしたね(笑)
カーテンコール
4つの物語が終わったあと、役者が全員出てきて挨拶を行うカーテンコールがありました。
そこでマイクを渡された谷藤さんは、
- 普段はアイドルとしてステージに立っているけど、舞台で芝居をするのは緊張したこと。
- アイドルの活動があってなかなか稽古に行けなかったけど、周りの役者さんたちが優しく迎えてくれたこと。
などを話していました。
そして最後、幕が降りるときに誰よりも深くお辞儀をしていたのが印象的でした。
さいごに
ぼくは高校のころ演劇部に所属していて、主に裏方の仕事をしていました。久しぶりに生の舞台を観れてとても楽しかったです。
マイクとスクリーンしかなくても、役者の演技によって観客をストーリーに引き込んでしまうのが、舞台ならではの凄さだと思います!
谷藤さんはすでにテレビドラマにも出演していますし、「うらラジ #4」を聞いても分かるように本気で女優を目指しています。
これからもKissBeeを続けながら女優を目指す谷藤さんを応援します!