【書評 感想】エッセンシャル思考
「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」を読みました。
著者は、アップルやグーグルなど名だたる企業のアドバイザーを務める「グレッグ・マキューン」さんです。
この本は、とあるミニマリストの方のブログで紹介されていて、気になったので読んでみました。
内容は一貫していて、「自分にとって重要なもののために、残りのものは捨ててしまおう」ってなことを、いろんな角度から説明してます。
著者の意見には賛成で納得できたのですが、ぼくは既にいろんなミニマリストの方のブログを読み漁っていたので、目新しさは少なかったです。
ですが、その中でも心に響いた点が三つありましたので、紹介します。
遊びの重要性について
遊びが大切な理由が三点挙げられています。
- 遊びは選択肢を広げてくれる
- 遊びはストレスを軽減してくれる
- 遊びは脳の高度な機能を活性化する
高いパフォーマンスを発揮するには遊ぶことが重要なのです。しかし多くの会社や学校は産業革命の頃からの考え方が変わってなくて、遊びは悪いものとされています。
他者からの誘いを断る
エッセンシャル思考になるには、自分にとって重要ではない、他者からの誘いや頼み事は断らなければいけません。
食事の誘いや仕事の依頼などがそれに当たります。
ですが多くの人は、相手を失望させたくないし関係を壊したくないので、なかなか断れません。
しかし著者は、断ることでより良好な関係を築くことができる。人はノーと言う勇気のある人を高く評価し、尊敬すると主張しています。
未来を頭の中に抱えない
近いうちにやらなければいけない事が沢山あると、なんだかもやもやしてしましますよね。今この瞬間に集中するためには、「今すぐ必要ないけれど重要な事」を紙に書き出すと良いそうです。紙に書けば忘れないし、それに「覚えてるうちにやらなくっちゃ」という焦りが無くなります。
ミニマリストに興味がある方にはオススメです。