【感想】水野愛也「LOVE理論」は面白く参考になり感動できる
もう２２歳なのに彼女ができたことないので、最近恋愛本を読み漁っています。
その中でも特におすすめできる恋愛本に出会いましたので紹介します。
「夢をかなえるゾウ」の著者、水野敬也のもう一つの顔。水野愛也の「LOVE理論」です。
著者とこの本ついて
水野さんは大学時代から彼女を作るために多大な努力をしてきたようです。水野さんは外見に自信がなく田舎育ちでしかも男子校出身で、上京して大学生になってからは恋愛において数々の失敗を重ねてきました。
恋愛について誰よりも努力し挫折も経験しながらも、最後は理想の彼女を手に入れることが出来た水野さんが、同じように恋愛に悩むぼくたちのために書いたのがこの本です。
はじめにモテるための基本原理「恋愛五大陸理論」が紹介され、そのあと「仕込み→出会い→デート→セックス→交際中」の順に水野さんが考案した多くの理論が紹介されます。
特に実践しやすそうで参考になった「恋愛五大陸理論」の一部を紹介します。
執着の分散 理論
男性は一人の女性に惚れてしまうと、その女性と話すときに嫌われないように緊張してぎこちない喋り方になってしまいます。そんな男性を女性は気持ち悪く感じます。
しかし同時に複数人の女性を狙って入れば、一人くらいに嫌われてもいいやって思えるので、自然に話すことが出来ます。水野さんは同時に５人以上を狙っていると、誰が一番好きなのかわからなくなるそうです（笑）
うわっつらKINDNESS 理論
女性は優しい男性を好きになります。この優しさとは本質的な優しさではなく上っ面の優しさが重要なのです。
例えば「車道側を歩く」とか「レストランで椅子を引く」、「重い荷物を持つ」、「歩調を合わせる」といった誰でも意識すればできるようなことです。
でもこれらを実践できている男性は多くありません。なので実践するだけで周りから大きくリードできます。
本文では５５個の「うわっつらKINDNESS」が紹介されていて、水野さんは丸暗記し実行するようにと主張しています。
読んで損なし
これ以外にも多くのためになる理論が紹介されていて、彼女いない歴＝年齢のぼくにとっては目から鱗の連続です。
水野さんは自分の失敗談を面白おかしく話してくれるので、とても面白く読み進めることができます。単純に読み物としても面白いので、彼女には困ってないよという方にもおすすめできます。
でもこの本は面白いだけでは終わりません。あとがきの「最後に」では初めて彼女ができたときの話をされているのですが、これが感動的で思わず涙を流しそうになってしまいました。そして自分も彼女を作りたいなと心から思いました。
自分の人生を変える一冊になる予感がしています。
今から買うのでしたら「LOVE理論」を改題・加筆修正し文庫化した『「美女と野獣」の野獣になる方法』がおすすめです。「恋帯保証人理論」という新しい理論が加えられています。
