ゆとりらしく生きるブログ

究極のゆとり世代が日々ハマっていることを発信

現役早稲田生が大学生活を振り返ってみる

最近ツイッターで大学に行くのは無駄という意見と、それに反論する意見が飛び交っています。ぼくは早稲田大学(理工)を卒業し現在早稲田の大学院に通っているのですが、ぼくなりに大学生活を振り返ってみようと思います。

 

ぼくが大学進学することにした理由は、通っていた高校が進学校で周りがほぼ全員大学に進むような環境だったからです。高卒で働くって選択肢が友達にも先生にも親にもありませんでした。だから当たり前に受験勉強をして、文理選択や学部選択もなんとなく決めました。でも有名大学に入らなければまともな職に就けないのではないかという漠然とした不安があって、必死に勉強しました。その結果ぼくにとっては快挙の早稲田大学合格を果たし、この先の人生は安泰だと思いました。大学では友達に恵まれ彼女もできてバラ色の学園生活が待っているのだと勘違いもしました。

 

ですが大学生活が始まると喜びはあっという間に薄れて行きました。大学の学問が本当にやりたい事では無かったと気づいてしまったのです。授業が興味ない上について行くのが大変でした。内向的な自分は、彼女どころか友達すらまともに作れませんでした。友達がいないのでレポートを写すことや過去問を入手することもできず苦労しました。お小遣いを稼ごうとコンビニでバイトを始めたのですが、これが割りに合わないバイトで心身ともに消耗しました。唯一サークルの活動はそこそこ楽しかったのでそれが心の支えでした。

 

そんな感じで3年生までは授業とバイト、サークルが生活の大部分を占め、惰性で過ごしていきました。年間150万の学費は、自分の借金である奨学金でまかない続けました。

 

4年生になり研究室に配属されると状況が一転しました。授業がなくなり自由な時間が増えたのです。また研究室のメンバーと仲良くなり色んな話をするようになりました。そして多くの研究室メンバーに彼女がいることを知って自分も彼女が欲しいなと思い、その手の本を読んでみたりファッションの勉強を始めたりしました。

さらに自分のバイトが割りにあっていないことに気づき、辞めて新しいバイトを始めました。新しいバイト先の仲間から仮想通貨が今アツいということ教えてもらい熱中しました。結局仮想通貨で儲けることはできませんでしたが、テクノロジーやお金の仕組みについて勉強になりました。さらにイケハヤさんを始めとするインフルエンサーの存在を知ることができました。その影響で今こうやってブログを書いています。

他にも学会発表でアメリカに行って日本との文化の違いに驚いたり、ミニマリストの思考に触れて部屋を断捨離してみたり、自己啓発本をあれこれ読んでみたりしました。確実に心が豊かになりました。

さらにアイドルという心から熱中できる趣味を見つけることができました。彼女はいませんが好きな女の子を応援しながら毎日楽しく生きています。

 

まとめると、ぼくにとって大学生活は3年生まではゴミのような毎日でしたが、4年生からは今までの人生で最も成長できた期間でした。

 

結局何が言いたいのかというと、大学生活は自分次第でゴミにもなるし有意義にもなるということです。

大学生には縛りがほとんど無いので、膨大な時間の使い方や付き合う人の選び方によって大学生活は全く変わってきます。高校生までのように受け身でいると何も得られません。自分から動くことが大切です。

 

www.hiroki-kun.com

 

 

www.hiroki-kun.com